2021年6月26日、27日の展示会に登場する
ヴィンテージ韓国白磁をご紹介します。
今回は作品番号No.1の壺です。
日本と違い、韓国の壺は最初に鉢を二つ作り、それをくっつけて仕上げます。
口の部分は低く、やや下寄りの胴の中心が膨らんだ形。
この作品は、そのくっつけた部分を境に上は少し濃いグレー。
釉薬に含まれる鉄分による点も個性の一つ。
高台にはヒビが2箇所あります。
平らなところに置くと少し座りが悪くカタカタしますが、月日の長さを感じます。
サインがうっすら残っています。
この作品をデザインした仁華公(イム・ファゴン)さんの「華」と思われます。
改めて全体を見ると、空から雲が下りてきて、ほてった大地を冷やす雨を降らしてくれそうです。
作品No.1 口径:8cm、胴回り:19cm、高さ20cm 150,000円(税込・箱付き・箱書なし)
We'll introduce you one of the vintage white porcelains from South Korea,
which will be on display at the event this month.
Today's work is a jar (No.1).
Differing from Japan, jars are made with two bowls in Korea Peninsula.
This jar has a low lip and a round body.
Its upper part is a little grayish and some black spots of glaze's iron look attractive.
There are two crack at the bottom.
You can see the sign on the bottom. The sign seems to have been written by the designer of this jar,
Mrs. Lim Fagon, a florist mainly in 1970s and 1980s.
Item No.1:Jar
Diameter:8cm、Body:19cm、height:20cm 150,000 yen(tax included, with a box ,no note on the box)
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